水素水は疑似(ニセ)科学かそれとも本物か?産経新聞の2つの記事面白い!

今話題の水素水、メディアも数字がとれるのでこぞって取り上げています。
その中でも産経新聞の2つの記事がとりわけ面白いので紹介します。

まず始めにコチラの記事
sannkei1美容、ダイエットと何かと話題の「水素水」 実はかつてブームを巻き起こした「あの水」と同じだった…産経ニュース5月16日掲載

この記事では、明治大情報コミュニケーション学部の石川幹人教授が登場。
水素水=活性水素水、電解還元水に一般に言われるような美容や健康への効果はなく、「疑似科学である」と結論付けています。

そして後日、この記事を見過ごせない!とした水素水研究第一人者である太田教授が反論記事を書き全文記載されました。題して
sannkei2「『水素水』はかつてブームを巻き起こした『あの水』と同じだった」…産経ニュース記事に日本医科大の太田成男教授が反論 産経ニュース5月24日掲載

なんと10ページにわたり、前の記事に対して反論しています。
そして前記事の問題点として次の3つを掲げています。

(1) 水素水と活性水素水(電解還元水)は、全く別物であるにもかかわらず、混同している。しかも、正統的な科学をニセ科学と誤認している。
(2) 根拠に基づかない水素水に対するコメントを掲載している
(3) マスメディアとして、してはならない十把一絡げの論理展開をしている。

以下に内容を要約しました。

(1)についてはそもそも水素水(H2)と活性水素水(H)は別物であると書いています。
例えるなら、備長炭とダイヤモンドが同じ炭素(C)だから同じものだ言っているようなものだという。なるほどです。

(2)については、現在は世界中から400報くらいの水素医学関連論文がでていて科学的根拠がアリアリであること。そして市販の水素水には何ら効果がないと言っているが、そもそも臨床試験では多くの市販の水素水が使われている、と反論してる。※臨床試験で使われてる商品はコチラ

(3)については、活性水素水(電解還元水)は水素水ではないとし活性水素水がニセ科学であることに同意しています。そし前記事ではこの混同が問題であったとしています。

「活性水素水は、ニセ科学である。」という結論については私も異論はない。一方、分子状水素の医学的研究は、着々と正統的科学のプロセスを踏みながら進んでいる。

                                   太田教授が反論記事より一部抜粋

例えるなら、「中国人の泥棒が捕まった!」と聞いたら、「中国人は泥棒だ」と言うニュースを流すようなもので、マスコミとして問題ありです。

私は全面的に太田教授の反論を支持します。
ネット上にあふれる水素水に対する誹謗・中傷こそなんら根拠のないものばかりです。
そもそも、水素水の定義すらできていないのですから仕方がないのかも知れませんが、ニセ科学だというならその科学的根拠を示すべきです。

太田教授も言っていますが、大切なこととして、偽物の水素水(=水素分子が入っていない)が販売されている事実と、水素水そのものがニセ科学というのは混同してはいけません。

最後に、今回の水素水の記事を掲載した産経ニュースは素直に面白いと感じました。
あえて記者が世間の感心のあるテーマで煽るように記事を書いた、と考えられます。
そして、大御所太田教授の反論を掲載し、アクセスアップ!更に広告収入もアップ!
節操がないと言えばそれまでですが、こうした記事をセットにすることで、正しい水素水の理解が広まるのかもしれません。

 

追伸:
もっと水素水について知りたい方は太田教授の本
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水素水とサビない身体」がわかりやすくておススメです。

 

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